cbacc31e.JPG打合せ(第2回)

契約時の協議内容を網羅した案を持って、クライアントとの打合せ
もちろん、新たな提案も盛り込んである。

いつもながら “提案” というのは楽しいものである。
建築家としての“英知の結晶”といえば聞こえがよいが、自己満足で終わるケースもある。。。
自分の価値観 と 相手の価値観 は基本的に異なるので、当然の結果である。
しかし、汗だくになり、熱弁を振るうと、提案内容が心を打つことがある。
そんな時の充実感を満喫するため、今日も頑張ろう!


さてさて、今回の提案の骨格をなすのは、
高気密高断熱による省エネ
ひとことで言えば、家全体を魔法瓶 とすることである。
そのために効率的なのは、
外断熱
である。
欧米では一般的であるが、日本ではコストの関係もあり、あまり普及してないようである。
ただ、地球温暖化に伴い、見直されている工法である。

※外断熱はとは構造体の外側に断熱材を貼り付け、断熱性能を向上させた工法

こうすることで、従来の内断熱のものより、断熱性能が向上する。
そして高気密にすることで、その性能を長時間維持することができる。
ここで注意したいのは、壁だけではなくて、屋根、床下にも断熱を忘れないこと! 窓はペアガラス

一方で、高気密だと自然換気能力が劣るので、シックハウスになりやすい!との説もある。
つまり、昔の隙間風いっぱいの住宅では、自然換気が常時行われていたというのである。
でも、やはり隙間風は“寒い”(>_<)

高気密と隙間風の共存

この矛盾した事柄を解決するのが、『ロスナイ換気扇』でという製品。
維持された室温と同程度の新鮮空気を供給する換気扇である。
だから、室温の変化なく新鮮空気を供給することができる優れものだ!

ペットのいる家やシックハウス対策には特に換気が必要なので、お勧めの空調設備といえる。
確かに、イニシャルコスト(初期資金)が増えるが、ランニングコスト(運転資金)は割安である。

これらの説明に、クライアントも快諾いただき、ティータイムへと突入!(^o^)丿


本日のティータイムメニュー:チーズケーキ(中目黒Johan)






※ペットを愛するプロカメラマンが捉えるシャッターチャンス!
ペットがくれた一瞬