日本の住宅は、従来「ハレ」と「ケ」という空間概念で考えられていました。
その中で、この台所は従来、「ケ」の部分に位置付けられていたために、暗くてあまり清潔ではない場所でした。

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しかし、社会構造の変化や家電の普及により、台所は住宅の中心的存在へと進化してきましたが、家事労働の主要な空間であることには変わりなく、人、モノ、設備、空気、光の動線が集約化された場所であり、すべての動線が単純かつ短く計画される必要があります。

●人とモノの動き

買い物→保 管→下処理→洗浄→調理(まな板)→調理(加熱)→配膳→食卓

勝手口 冷蔵庫 カウンター 流し カウンター コンロ レンジ  カウンター 食卓口


台所での主な行動(上段)とそれに対応した施設(下段)で表現したものです。

右利きの方は、この流れに沿って左側に移行するように配置して下さい。左利きの方はその逆!
それは鍋や重い物を移動させるときに、自分のからだの中心から外側に移動するよりも内側に移動する方が、腕の疲れが少ないようです。

 ※左利きの場合→   右利きの場合←

一度お試しあれ!

最近では、対面式キッチンが主流になっていますが、本格的に料理をする人や台所が散らかる傾向のある人は、独立した台所をお勧めします。
前者は、ガスコンロを使用した場合、油汚れが6M程離れた場所まで飛んでいきます。(IHヒーター/電化コンロ)の場合はこの現象が最小限ですみます。
後者は、散らかった台所を見ながら食事をするのは、好まれないのでは・・・

やはり自分の生活スタイルにあった台所が一番です。



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