防音対策は部分的では効果が期待できません。家全体をトータルに考えていく必要があります。

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●屋根
コンクリート等の質量の大きい素材を利用するか、金属屋根等のように軽い素材を利用した場合は下地に木片セメント板のような繊維質の素材を使う。

●天井
断熱・防音性のあるグラスウールやロックウールを敷き込み、石膏ボード下地に吸音板を張る。

●外壁
コンクリート等の質量の大きい素材を利用するか、遮音性の高いサイディングやタイル貼等の仕上げとする。

●内壁
グラスウールやロックウールを充填し、遮音シートや石膏ボードを使用する。
間仕切壁の場合は、天井裏まで通した構造とする。

●床
防振材付きの二重床等にしたり、カーペットやコルク貼りとする。
フローリングの場合には下地に防振材を使用する。

●開口部
気密性の高いサッシやドアとし、二重サッシ、防音ペアガラス、防音合わせガラス等を使用する。

●照明
ダウンライトの場合は、グラスウール等で音が逃げないようにする。
換気扇は防音タイプを使用し、コンセントの位置も隣室と重ならないように配置する。



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