3.11
あれから5年
被災地での復興も思ったほど進んでいないようです。
1日でも早く復興できますことを祈念します。

我が国だけではなく
世界各国でも震災があり、そして震災復興に取り組んでいる現実があります。

まず、生活するための住居を用意すると共に
生活基盤を支える産業復興も同時に行っていかなければなりません。
漁業を以前のように行えるように港や市場を再興するように
観光資源が産業の基盤となっている地域では、それらの修復が急務であるといえます。

一つの例をあげると
2006年5月27日に発生したインドネシア/ジャワ島中部地震により、ジョグジャカルタでは、多くの被害者と世界遺産の被害がでました。

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日本は「草の根文化無償資金協力」にてプランバナン遺跡修復専門機関のジョクジャカルタ特別州考古学局に対し、文化財修復機材を購入するための資金を供与したようですが、10年経っても完全修復にはいたっていないようです。

地震で被害のあったプランバナン寺院群は、ジョクジャカルタ市の東方17km(車で約20分)に位置し、 9世紀後半〜10世紀初頭 (856〜c.900)に建造された見事な建築物です。

ヒンドゥー教の3大神を奉ったこの寺院群は、「Para(たくさんの)」+「Brahmana(僧侶)」の造語で、「プランバナン」と言われる。
形態としては、人の情念(炎)のようにも見えるシルエットが印象的であり、“建築の力” を感じさせられたものです。

ヒンドゥー教の3大神とは、(創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァ) です。
その中での最強神は『破壊神シヴァ』とされている。
つまり『破壊』にはそれだけ大きな力がいるということなのでしょう。

自然の脅威はそれほどの力をもっているから
物理的な壊滅を目の当たりにすることになるのですが
それでも制度や既得権という人為的なものを破壊することはできない。

復興に必要な制度や既得権の破壊には
最強の『破壊神シヴァ』並のパワーを必要とするのであるが
現政権には『破壊神』として復興のための創造的破壊を期待したい!


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