高圧線下の土地を断念し、ネットと不動産会社とを併用しながら
候補地を探す中で、気になる物件と出会いました。

ネットでクライアントさんが見つけた候補ですが、
ロケーション、広さ、土地形状、道路付け等の諸条件もいい
建築に関わる法規的条件も問題ない

現地に足を運び、プロの目で調査してみると
なかなか周辺環境も良い
地番の安全度や水害マップ等を見ても問題ない
そして販売価格も魅力的

なぜ、このような好条件の土地が売れていないのだろう???

50 HDR

この既存の擁壁に違和感を覚えたので
役所に調査に行くと違法に改造を加えたものらしいことがわかる。

この擁壁を合法的かつ構造的に安全なものにするのに、どのくらいかかるのだろう???
そんな疑問を抱いたので、早速知り合いの工務店に「既存解体工事と宅地造成工事」の見積もり依頼

そして出てきた金額が「約1500万円!!!」

なるほど・・・
好条件の土地が売れていないのには、事情がある。


早速、クライアントさんに土地販売価格と解体造成の1500万円を加算すると
想定以上の価格になるので、他を検討しましょうと提案する。

・・・つづく


■建築家からのアドバイス
擁壁は建築の荷重を支える宅盤を維持するための大切な構造体です。
この擁壁が構造的に効果がない場合は、建築の荷重が擁壁に影響しないように杭等で建築を支えたりする必要があります。
また、2m以上の高さの擁壁では、検査済証がないと「擁壁」ではなく、「崖」とみなされますので
不動産取得時には、対象敷地だけではなく隣接する敷地についても確認してください。


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