新しく、より強固な擁壁で宅盤を安定させることになり
行政が提供している標準仕様の鉄筋コンクリート造の擁壁に造り替えることになる。

宅造コストが2/3以下に圧縮したとはいえ、高価であることは間違いないので
それに見合ったメリットを創出するのが建築家の仕事です。


既存の傾斜した大谷石積み擁壁に比べ、
垂直に築造可能な鉄筋コンクリート造の擁壁は敷地面積が最大限活用出来るというメリットがあることは言うまでもありませんが、それよりも今回は宅盤レベルを低くすることに力点を置きました。

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宅盤レベルを低くするメリットとしては

1)擁壁高さを2メートル以下にすることにより、宅造申請を省略しコストダウン
  
2)既存建物基礎や擁壁解体時に削られる宅盤を補う土量を無くしコストダウン

3)約50冤癖匹低くなることで道路から見た場合の圧迫感が軽減できる

4)道路からのアプローチが緩やかなスロープにできるので駐車台数が2台確保できる

5)アプローチまでスロープになるので、コンセプトが家の内外に展開できる


5つのメリットにより、住環境は大きく向上することができそうです。


■建築家からのアドバイス
家を作るというのは、建築本体や内部空間を考えるだけに留まるものではありません。
周辺環境への配慮や外部空間との連続性等を配慮しながら、空間・環境全体をデザインしていくことが重要です。
量産化住宅にはできない、そこにしか成立しない、
住まい手のライフスタイルを最大限に活かせる家づくりこそが求められています。


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