高気密高断熱の住宅が今では一般化してきたように思います。
省エネルギーには欠かせないのですが、高気密であるがゆえに、木造住宅の場合は室内で発生した湿気が壁紙を通過して内部にまで入りこみ、そこで結露になってしまうことが多く見られます。
これがいわゆる躯体内結露です。

躯体内部のことですから住まい手はほとんど気がつくことなく、
壁内部の断熱材や木材にカビが生えてしまいます。

これは健康上好ましくないだけではなく、構造体の寿命を縮めることにもなるので
この外壁部分での通気を確保することが大切です。

以前は壁の内側に胴縁を取り付けることによって空気の流れを作る工法が一般的でしたが、
最近では、防水透湿シートそのものに空気層を確保するための工夫を施したものがあります。

今回採用したBSW工法は従来の胴縁工法と同性能が確保できると同時に、
工事の短縮化、コストダウンを実現した優れた工法です。

この黒い防水透湿シートの構造体側に通気層があります。
IMG_5937

このドットが通気層を確保するために付けられたものです。
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■建築家からのアドバイス
壁の通気は土台の水切りや屋根の端部金物も通気用の製品と組み合わせることにより通気性能を発揮しますので、貼れば良いというものではありません。

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