手摺・・・ 階段には欠かせないアイテムのひとつですが、 今ではバリアフリーという視点から、廊下、トイレ、脱衣室、玄関など いろんな場所で必要となってきました。 手摺をデザインする際に、にぎり棒だけをシンプルに見せたい場合 取付金物が主張することなく質の高いデ ...
カテゴリ: ■建築家との家づくり
プロダクトにこだわる -3
屋根に付属する雨水排水設備である軒樋 これも外観をデザインする際に神経を使うアイテムの一つです。 何故だか設備でありながら高度斜線や日影規制の対象にされるのは不可解だと思いつつも、取扱いが難しい存在でもあります。 ※竪樋、アンテナ、煙突、エアコンの室外機等 ...
プロダクトにこだわる -2
綺麗な外壁ができあがっても そこに付属する設備機器が形状や機能が適していないケースがあります。 ベントキャップと呼ばれる「外壁に設ける給気・排気の開口部に取り付ける部材」は目立つので配慮が欲しいものです。 24時間換気が建築基準法で義務つけられているので、 ...
プロダクトにこだわる -1
ルームエアコンは今や生活には欠かす事のできない設備になってきました。 夏の猛暑、冬の寒さはもはや温帯地域のそれをはいえず 生命を危機的状況にしてしまうほどの脅威です。 住宅用に開発されたルームエアコンの普及してきたいるので 家の設計の際にはインテリアの中でど ...
屋根にこだわる -7
樹木に囲まれた環境 そんなロケーションと出会った時は、その環境に融合させようと配慮します。 長年、その土地を見守ってきた巨大な樹木がある場合は特に敬意を示し その樹木群を活かした家づくりを心がけています。 しかし、そんな樹木は大量の葉を宿しているので、当然 ...
屋根にこだわる -6
“縄だるみ”の曲線を使った建築の屋根は社寺仏閣や伝統的な建築物だけものではありません。 20世紀を代表する建築物に選ばれた「代々木総合競技場」の屋根の美しいラインにも採用されています。 現代的な建築物にもこんな伝統の美が脈々と引き継がれているのは世界に誇 ...
屋根にこだわる -5
社寺仏閣の大きな魅力の一つ 大きな屋根の曲線の美しさ これは円弧の曲線ではなく、縄の両端を持って斜めに垂らした時の曲線で、“縄だるみ”といわれ、 現代では吊り橋でおなじみの“カテナリー曲線/懸垂曲線”と称されています。 文献によっては“サイクロイド曲線/最 ...
屋根にこだわる -4
屋上ならば素晴らしい眺望が確保できる 限られた土地なので庭が持てない・・・ 都市部での土地の高騰は、空間の立体的活用を余儀なくします。 そんな時にオススメなのが屋上庭園 防水技術の進化に伴い、木造住宅でもフラットルーフ(陸屋根)にすることで、屋上空間をルー ...
屋根にこだわる -3
屋根には雨露をしのぐ、日射しを遮る、落下物から身を護る等の機能があります。 まるでパラソルのような樹木があります。 この樹の下でたたずんでいるとそれはそれは心地よいです。 半屋外空間ならば多少、雨や雪は降り込んできますが 樹木を屋根に見立てれば、木漏れ日注 ...
屋根にこだわる -2
都市部においては、高度斜線等の法規制が厳しく 勾配屋根を余儀なくされることが多々あります。 特に3階建ての場合は、斜線規制により北側の空間が欠き取られてしまうことが多く 左右対称な勾配の家型(切妻)にしてしまうと南側必要な空間が確保できません。 それでも家 ...
屋根にこだわる -1
建築といえば屋根が必須なアイテム むしろ屋根を架構することこそが建築の原型といっても過言ではありません。 住宅の屋根といえば三角屋根いわゆる家型をイメージされる方が多いように思います。 私たち建築家は、周辺環境・眺望、街並、法規制、省エネルギー、コスト、イ ...
省エネルギーを考える -3
省エネルギーの基本は、まず家全体を魔法瓶のようにすること すなわち、屋根、外壁、床下を断熱材で覆い尽くし、 エネルギーロスの多い開口部には 省エネルギー対応のサッシ(高断熱性樹脂窓等)をとりつけることです。 現在、木造住宅で高性能な製品は APW430 です。 ...
省エネルギーを考える -2
日本の夏の暑さの特徴は高温多湿 気温の高さはもちろんですが 不快感を感じるのは、やはり湿度の高さです。 そこで通風の確保に合わせて 調湿効果の高い建材で天井、壁を構成することで 思った以上に蒸し暑さから解放されることができます。 例えば 湿度が上がると余分 ...
省エネルギーを考える -1
暑さ寒さは人それぞれ感じ方が違います。 それと同様、省エネルギーについての価値観というか考え方も人それぞれ 例えば、 A)冬は暖房をガンガン効かせて室内では薄着で暮らせるようにしたい B)冬なんだから、セーター姿で寒くない程度で暮らせるようにしたい ...
こだわりを持つ -20
コンパクトな家にしたい! 5人家族とは言え、子供達は10数年したら巣立って行くから・・・ 24坪の中で5人家族が住まうためのコンパクトな住居の計画です。 主寝室は和室として、通常はリビングの一部(畳の間)として利用します。 日本古来の「茶の間」が就寝時間 ...